インビザライン(マウスピース矯正)のアドバンスへ
みなさま、こんにちは!烏丸御池:「こもり歯科医院」、院長:小森由子です。
秋になると、学会シーズンとなります。その前に、様々な研修にも参加してきました。
日本ヘルスケア歯科学会の実践セミナーとして2日間の宿泊付研修や施設向けの講習会、歯のひろば(中京区)など充実した月でした。(その分、診療が休診になり、患者様にご協力していただき、ありがとうございました。)
最近、当院で多くの患者様に治療を受けていただいているのが、インビザラインというマウスピース矯正です。先日のアドバンスセミナーでも大阪で100名ほどの歯科医師が参加していました。
インビザラインには適応症例がありますが、ワイヤー矯正や補綴治療(被せ物)との併用をすることでより難しい症例にも対応できるようになってきています。(当院でも、なかなか生えてこない歯をワイヤーとゴムでひっぱり出してきた後にマウスピース矯正を併用していくこともしています。)
マウスピース矯正にはワイヤー矯正にはない利点が多くあります。
しかし、どんな矯正治療を受けるにも気をつけなければいけないことはあります。
1、虫歯や歯周病治療が終わってから矯正治療を始めること
2、必ず月に1度は通院すること
3、最後まで治療を継続すること(どんな治療でもそうなのですが・・・)
4、治療後は必ずメインテナンスをすること(後戻りしやすいため)
5、インビザライの矯正治療の場合は、マウスピースを必ず20時間以上装着すること
治療とは、患者様と歯科医師が一緒になって初めてできるものです。その時に痛みや腫れなどの副作用はつきものです。(私も矯正治療を経験したことがあります。)
そのような点をご理解いただいて、患者様にあった治療を受けられることをオススメします。