WDAI(インプラント治療に携わる女性歯科臨床家の定例会)
みなさま、こんにちは!烏丸御池:「こもり歯科医院」、院長:小森由子です。
先日の日曜日、東京で開催されたWDAI(インプラント治療に携わる女性歯科臨床家の定例会)に参加してきました。
この定例会も第6回を迎え、会長の日本歯科大学口腔インプラント診療科教授の柳井智恵先生のパワフルな挨拶(大坂なおみ選手の全豪オープン優勝にテニス部顧問でもある柳井先生は興奮気味でした!)から始まりました。
今回も会場は満員御礼です!それだけ、今は女性歯科医師によるインプラント治療が広がり、副会長の立川敬子先生はこれまで3000本以上のインプラント治療に携わってこらています。
教育講演は福岡大学の吉野綾先生による「口腔外科の基本」といった題で、主に外科処置には欠かせない止血についての講演でした。ほんの数年前までは「血液サラサラの薬を飲んでいる患者さまの治療は、その薬をお休みして歯科の外科処置をしていましたが、今は基本的にはお薬をお休みすることなく、管理しながら処置をする」という方向になっています。(患者さまによって違うので、詳しくはかかりつけの先生とお話しましょう。)
吉野先生はこれまで多くの外科処置に携わってこられ、基本的には口腔がんや腫瘍の治療、また治療により顎や歯を失った患者さまに食事ができるためのインプラント治療を手掛けてこられました。
WDAIには全国で活躍する女性歯科医師・歯科衛生士・技工士などが多く所属しています。
多くの女性臨床家との交流や勉強会はこれからの日々の診療には欠かせません。
これからも研修会や学会を通して、患者さまの歯の健康のお手伝いができればと思います。